モミジ、イチョウ、そして彼岸花。それらを引き立たせる湖面や眺望、古刹など、バリエーション豊かな秋の景色を楽しむことができます。
佛隆寺 彼岸花
佛隆寺は十一面観音菩薩立像を本尊とする真言宗室生寺派の末寺で、室生寺の南門とされています。寺伝では、平安時代(850年)に弘法大師の高弟・堅恵(けんね)によって建立され、興福寺別当・修円の再興といわれています。彼岸花の真っ赤な花絨毯が有名ですが、数年前、球根が獣害被害に遭い、ほぼ全滅してしまいました。以来、復活途上であった花絨毯がようやく以前の状態に近くなりつつあります。石段脇の斜面を真っ赤に染める彼岸花は圧巻です。
鳥見山 紅葉
四季を通して様々な草木と触れ合える鳥見山公園。紅葉の時期、勾玉池周辺の木々が色鮮やかに染まります。展望台からは、宇陀市、そして遠く奈良盆地も眼下に望むことができます。
戒長寺 イチョウ
戒長寺は戒場山の麓にある静かな山寺。真言宗御室派に属し、薬師如来座像を本尊とし、俗に戒場薬師と呼ばれています。聖徳太子の創建と伝えられ、藤原時代には地方の戒律道場として栄えました。国の重要文化財である銅鐘、奈良県の天然記念物であるオハツキイチョウなど見所が多くあります。
唐戸峠 紅葉

室生古道付近から林道へ出て、西の空を見渡せば夕景と紅葉が楽しめます。
室生ダム湖 紅葉
龍鎮の滝 紅葉
墨坂神社秋祭り
崇神天皇が大和国の疫病を鎮めるため、赤盾8枚と赤矛8竿を使って墨坂神、黒盾8枚と黒矛8竿を使って大坂神を祀ったところ、疫病が治まったと『日本書紀』にあります。大和の東方を護る神として墨坂神を祀ったのが墨坂神社のはじまりです。このことから、近年は「健康の神様」として多くの方々が訪れるようになっています。
神社は西峠の「天ノ森」にありましたが、室町時代の文安6(1449)年に現在の場所に遷っています。毎年11月2日・3日の秋祭りには、神社と西峠の間で渡御行列(お渡り)が行われ、勇壮な太鼓台が繰り出します。












